「振替休日法」韓国国会通過、今年は休日4日増

 「旧正月」「秋夕(チュソク=中秋節)」「子どもの日」にだけ適用されていた「振替休日」制度が全面拡大され、今後は週末と重なるすべての祝日に適用される。国会は29日、本会議を開き、「祝日に関する法律」制定案を議決した。これにより早速、今年8月15日の「光復節」から4日多く休むことができるようになる。 ■韓国はコロナ時代に住みやすい国5位…TOP10は?  もともとは「旧正月」「秋夕」「子どもの日」が週末と重なる場合にのみ、平日(祝日の次の最初の平日)に休むことができた。しかし、今年は偶然、「顕忠日」から「光復節」「開天節」「ハングルの日」「クリスマス」がすべて週末と重なっている。「釈迦(しゃか)誕生日」だった5月19日が平日最後の祝日で、それ以降、「秋夕」を除いては平日の祝日がなかった。

  この日の法案通過で、今年は日曜日の8月15日の「光復節」から同法が適用され、16日は振替休日になる。10月3日の「開天節」(日曜日)、9日の「ハングルの日」(土曜日)、12月25日の「クリスマス」(土曜日)にも適用され、その次の最初の平日が4日さらに休みとなる。

  ただし、5人未満の事業所の場合、この法律の適用対象から除外される。与党・共に民主党は「振替休日を拡大すれば、景気刺激効果がある」と主張している。だが、零細事業場や日雇い労働者たちは有給休暇を保障されておらず、かえって所得が減る可能性もあると懸念されている。国民の力や正義党などの野党各党は「約360万人の労働者が除外され、衡平(こうへい)でない」と法案に反対した。

朝鮮日報 http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2021/06/30/2021063080109.html

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