【独自】65年目の高延戦は初の非対面開催…応援合戦・打ち上げはなし

 韓国を代表する2つの私立大学、高麗大学と延世大学の交流戦「高延戦(または延高戦)」が65年の歴史で初めて「非対面大会」により行われることになった。昨年は新型コロナウイルス流行により中止されたが、今年は「非対面」ででも伝統を守ろうとしたものだ。  今年主管する延世大学が25日に明らかにしたところによると、「2021定期高延戦」は9月10日から2日間、無観客・非対面方式で開催されるという。今年の大会の公式名称は「高延戦」だ。両校は交互に大会を主管するが、奇数年は延世大学が主管して「高延戦」と呼ぶ。高麗大学が主管する偶数年は「延高戦」だ。主管校が毎年、開催するかどうかと、具体的な催しの内容を決定し、相手校に伝えるが、徐昇煥(ソ・スンファン)延世大学総長は先日、鄭真沢(チョン・ジンテク)高麗大学総長にこうした内容の大会開催意向を伝えたとのことだ。 ■韓国はコロナ時代に住みやすい国5位…TOP10は?  今回の大会は、これまで通り両校の代表選手がバスケットボール・サッカー・野球・アイスホッケー・ラグビーの5種目で競い合う。蚕室室内体育館や孝昌運動場などで無観客により行われ、これをオンラインで生中継する。

  ただし、「高延戦の花」と言われる両校の「学生応援合戦」は省略される。大会終了後、学生たちがキャンパス近くの新村(延世大学)や安岩洞(高麗大学)の飲食店・居酒屋に集まり、無料で飲食する伝統的な打ち上げ「汽車ごっこ」も行われない。延世大学側では「非対面大会」の中でも両校の学生たちが交流できる方法に苦心しているという。

  延世大学が今月初め、学生2300人を対象にアンケート調査した結果、全回答者の92.1%が「開催賛成」の意思を明らかにしたとのことだ。延世大学関係者は「新型コロナの感染状況や学生調査の結果などを総合して、非対面の開催を最終決定した」と説明した。

朝鮮日報 http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2021/06/26/2021062680020.html

コメント

このブログの人気の投稿

MBNの業務停止効力中断

「19世紀式の自主にかまけた586世代、20?30代の登場が望まれる」

韓国政府の救援隊がラオスに出発 医療スタッフら20人