韓国与党の大統領選予備選 9人が登録=候補一本化などに注目
【ソウル聯合ニュース】韓国で来年3月に行われる大統領選に向け、与党「共に民主党」の公認候補を決める予備選の候補登録が30日に最終日を迎え、計9人が登録した。 名乗りを上げたのは元首相の李洛淵(イ・ナギョン)同党前代表、前首相の丁世均(チョン・セギュン)氏、京畿道知事の李在明(イ・ジェミョン)氏ら現職道知事3人、現職国会議員3人、党代表も務めた秋美愛(チュ・ミエ)前法務部長官の9人。 候補らは来月1日のプレスデーイベントを皮切りに、テレビ討論会などで本格的に議論を戦わせる。7月9~11日に実施される予備選の第1ラウンドで6人に絞り込まれる。 「1強1中7弱」または「ビッグ3」の争いとされた当初の構図には変化の兆しがみられる。最大野党「国民の力」の代表に国会議員経験のない36歳の李俊錫(イ・ジュンソク)氏が就任したことで、予備選候補のうち最年少の朴用鎮(パク・ヨンジン)議員が世論調査で与党陣営の候補の支持率3位に躍り出た。 一方、秋氏は強固な支持層をバックに支持率の引き上げを図っている。 丁氏と李光宰(イ・グァンジェ)議員は7月5日までに候補を一本化すると宣言しており、与党の候補の中で最も人気が高い李在明氏に対する「反李在明連帯」が予備選全体を揺るがす可能性がある。 公認候補を選出する9月5日の投票で過半数の得票者が出なければ決選投票が行われるため、他の候補が結集すれば大逆転が起こる可能性もある。
朝鮮日報 http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2021/06/30/2021063080253.html
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