韓国ネイバー最高執行責任者、社員自殺の責任取り辞意

 インターネットサービス大手「ネイバー」のチェ・インヒョク最高執行責任者(COO)が、同社社員の自殺・死亡の責任を取って25日に辞意を表明した。

  ネイバーは同日、「一部役員による職場内いじめ行為があった。健全な組織文化を作るのに、リーダーの責任を果たせなかった点が確認された」「対象者たちには客観的な事実に基づいて懲戒処分を決定した」と明らかにした。ネイバーでは先月、40代の開発者が業務上の深刻なストレスを訴えて自殺したが、長期間にわたる担当役員からの暴言や過労で悩んでいたと言われている。

  チェCOOは、関係者に対する懲戒処分とは別に、COOや取締役など、ネイバーで務めているすべての職責から退く意向を明らかにした。1999年にネイバーに入社したチェCOOは、創業者である李海珍(イ・ヘジン)グローバル投資責任者(GIO)の最側近とされる人物だ。ただし、ネイバーの金融子会社であるネイバー・ファイナンシャルの代表など、ほかの法人の役職はそのまま維持する。直接の加害者とされている役員は解任されたとのことだ。ネイバーの韓聖淑(ハン・ソンスク)最高経営責任者(CEO)は同日、社員に送った電子メールで、「今回の件をきっかけに、会社全体の組織文化を振り返り、チェックする」「ネイバーの未来にふさわしい新たな組織文化とリーダーシップを築く」と述べた。

朝鮮日報 http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2021/06/26/2021062680006.html

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