義務警察で入隊した息子を自艦で勤務させた艦長、待機命じられ自殺 /束草

 現職の海洋警察幹部が義務警察(兵役の代わりに警察職に就くこと)として入隊した息子を自分が指揮する艦船で勤務させる人事を発令したとする疑惑が指摘され、2日後に自殺した。 ■韓国の2019年自殺率OECD1位、TOP10は?  本紙の取材によると、500トン級の海洋警備艦で艦長を務める束草海洋警察署のA警監(警部に相当)が27日、江原道束草市の自宅で死んでいるのが見つかった。自殺と判明した。A警監は前日、息子を自分の艦船で勤務させる人事を発令した疑惑を受け、束草海洋警察署の義務警察人事担当者2人と共に職務を外れ、待機を命じられていた。

  これに先立ち、25日にはフォロワーが17万人いるフェイスブックのアカウントに「海洋警察署500トン級の艦船の艦長が義務警察(で勤務中)の息子を自分の船に配属させた」とする投稿があった。現職海洋警察官を名乗る投稿者は「軍隊で言えば、大隊長の息子が同じ大隊で勤務するようなもので、海軍で言えば、艦長の息子が同じ船で勤務するようなものだ」と書いた。さらに、「義務警察人事にはさまざまなうわさがあるが、海洋警察内部でもみ消そうとしている雰囲気だ」とも付け加えた。A警監の息子B二警は今年4月5日、義務警察として入隊した。5月28日に束草海洋警察署に配属され、今回の人事で父親が艦長を務める500トン級の海上警備艦に乗船した。

  問題が発覚し、監察に着手した束草海洋警察署は、違法行為があれば、正式な捜査に切り替える方針を示した。関係者の携帯電話と業務用のパソコンの分析も行った。同署関係者は「監察が進む過程で残念な知らせを聞いた。関連事案を確認している」と話した。

朝鮮日報 http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2021/06/28/2021062880030.html

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