韓国のバレーボールファン、学校暴力の双子選手復帰の動きに猛反発

 女子プロバレーボールチームの興国生命ピンクスパイダーズは、今年2月に双子の姉妹選手イ・ジェヨンとイ・ダヨン(25)が学校暴力の加害者として名指しされた時、「無期限出場停止処分を下す」と発表した。だが、興国生命が考える「無期限」の意味はたった4カ月だった。興国生命はこのほど、韓国バレーボール連盟(KOVO)理事会で、30日の2021-22シーズン選手登録期限に双子を登録する意向を明らかにした。イ・ジェヨンは韓国のプロバレーボールリーグ「Vリーグ」に復帰させ、イ・ダヨンはギリシャのリーグに進出させるというのが興国生命の計画だ。 ■2020年世界幸福度ランキングで韓国61位…最も幸せな国は?  この計画にバレーボールファンは猛反発している。双子の復帰に反対するファンが結成した「女子バレーボール学校暴力加害者復帰反対会」は28日から3日間、ソウル市鍾路区の興国生命保険本社前と、KOVO事務局があるソウル市麻浦区上岩洞一帯でトラック・デモを行うことにした。トラックの電光掲示板には「学校暴力加害者の海外就職を直接あっせんした興国生命、お前も同じ加害者」「興国生命以外はみんな反対している学校暴力加害者のカムバック」などの言葉が書かれている。29日には青瓦台国民請願掲示板に「イ・ジェヨン、イ・ダヨン姉妹の永久除名を請願する」という請願文が掲載された。

  興国生命は28日に両選手の登録を知らせるプレスリリースを配布する予定だった。ところが、世論が悪化し、双子から暴力を振るわれたという被害者たちがメディアのインタビューを受けると、配布計画をひとまず撤回した。イ・ジェヨン、イ・ダヨン姉妹は被害者と和解するどころか、名誉棄損で訴訟を起こしている。大韓バレーボール協会側は「イ・ダヨンの国際移籍同意書(ITC)発給は難しいという見解に変わりはない」と明らかにした。双子の今後がどのようになるかは、KOVOの選手登録期限である30日午後6時に決まる。

朝鮮日報 http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2021/06/30/2021063080103.html

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