1日新規感染者数が1万人を突破した日、夜11時になっても銀座は大賑わい

 裏通りに入ると明るいネオンの下で酒を手に大騒ぎしているグループが目の前に現れた。幅2メートルほどの道を挟んで大型の飲食店や居酒屋がいくつも営業していた。店ごとに置かれた数十のテーブルに空きはなかった。夜になっても28度を下回らない熱帯夜にもかかわらず、エアコンの風がとどかない路上のテーブルもほぼ満席だった。29日夜11時頃、東京銀座の新幹線高架下近くの裏通りの風景だ。

  今月12日に緊急事態宣言が発令された東京都では飲食店の営業時間が夜8時までに制限されている。酒類の販売も事実上禁止された。コロナの感染拡大を防ぐためだ。

  ところがこの日、東京都心の各地ではこれを無視して営業を続ける店、さらにそれらの店に集まる客たちの姿を簡単に目にすることができた。営業を続けるいくつかの店に客が集中するため却って密になったようだ。有楽町駅周辺で主に魚を提供するある飲食店でも従業員が注文を受け、訪れる客たちを案内するため忙しく動き回っていた。従業員に「営業時間の制限はないのか」と質問したところ、「毎日朝5時まで営業している」と説明した。事実上の24時間営業だった。

  この日は日本全国でコロナの感染者がはじめて1万人(1万692人)を突破した。東京都だけで3865人だ。武道館で柔道の取材を終えてから都内を回ったところ、その理由がわかるような気がした。

朝鮮日報 http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2021/07/31/2021073180004.html

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