収監前に電子足輪を切断し逃走、15日後に身柄確保 

 詐欺事件で実刑が確定後、収監前に位置追跡用の電子足輪を切断して逃走していたユ・サンボン容疑者(74)が27日午前、慶尚南道泗川市のモーテル街で身柄を確保された。 ■「世界で最も住みやすい国」2020年版発表、韓国17位、日本は?  仁川地検によると、ユ容疑者は直ちに仁川拘置所に収監された。ユ容疑者は首都圏で逃走を続けていたが、知人に会うために泗川を訪れたという。

  ユ容疑者は昨年の総選挙を控え、無所属の尹相現(ユン・サンヒョン)議員と共に小選挙区のライバル候補を虚偽事実で告訴したとして、公職選挙法違反の罪で起訴され、仁川地裁で裁判を受けていたが、今年4月に保釈された。その後、6月29日に別の詐欺事件で大法院で懲役1年の実刑が確定。検察が刑の執行手続きに入ると、7月12日に逃走した。ユ容疑者は昨年9月にも裁判所による逮捕状審査直前に姿を消し、4日後に逮捕された。

  ユ容疑者は2010年、警察幹部、政府系企業の経営陣、建設会社役員などに賄賂を送り、建設現場の簡易食堂の運営権を巡って詐欺行為に及んだとして、「飯場王」という別名で呼ばれている人物。

朝鮮日報 http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2021/07/28/2021072880010.html

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