東京五輪:朴相永、5年前の感動を再び…韓国フェンシング男子エペ団体銅

 2016年のリオデジャネイロ五輪で「できる」シンドロームを起こした朴相永(パク・サンヨン、25)=蔚山市庁=が東京でも逆転ドラマを生んだ。今度は団体戦だ。朴相永を前面に立てた男子エペ韓国代表は30日、団体の3位決定戦で中国を45-42で下した。韓国にとって男子エペ団体でのメダルは初めてだ。

  メダルの可能性は高くはなかった。エペ個人で世界ランキング8位の朴相永が準々決勝で苦杯をなめ、同58位の権永晙(クォン・ヨンジュン、34)=益山市庁=と同71位の馬世健(マ・セゴン、27)=釜山市庁=も早々に脱落した。団体の初戦(準々決勝)も最後の第9試合は30-34とリードされたまま始まった。エペは2人の選手が25分の1秒以内に互いに突くと同時得点が認められる。スコアを挽回(ばんかい)するのは容易でない。

  しかし、朴相永はリオ五輪時の勝利ドラマを再現した。第9試合に32-36から6点を連取し、38-36とあっという間に逆転した。焦った相手の猛攻に落ち着いて対処し、逆攻勢をかけて44-39で試合終了を迎えた。準決勝では日本に38-45で負けた。朴相永以外の選手が序盤の得点差を克服できなかった。

  中国との3位決定戦で朴相永も揺らいだ。第6試合で3-6と苦戦した。韓国は23-27とリードされた。するとチームメイトたちが奮闘した。宋在淏(ソン・ジェホ、31)=華城市庁=が第7試合で一矢報い、権永晙が第8試合を5-2で勝って34-34のタイに持ち込んだのだ。最後の第9試合に出た朴相永は中国の董超を相手に35秒で1点を先制するなど、得点を続けた。そして、最終的に45-42で勝った。

朝鮮日報 http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2021/07/31/2021073180012.html

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