東京五輪:野球韓国代表、サヨナラ死球でイスラエルに雪辱

 韓国が五輪の野球競技で初勝利を挙げ、メダルに向けていいスタートを切った。

  29日に韓国対イスラエルのグループリーグB組第1戦が行われた横浜スタジアム。韓国は9回表、ライアン・ラバンウエーに本塁打を許し、5-5で延長戦に突入した。延長戦は無死一、二塁から打撃をするタイブレーク方式で行われる。韓国は10回表、リリーフエースの呉昇桓(オ・スンファン)が3連続三振でイスラエルの攻撃を無失点に抑えた。韓国は続く10回裏の攻撃時に二死二、三塁で許敬民(ホ・ギョンミン)が死球で出塁して満塁となり、次の打者・梁義智(ヤン・ウィジ)も内角球をよけず、押し出しのサヨナラ死球になった。韓国は三塁走者の朴健祐(パク・コンウ)がホームベースを踏んで決勝点となり、6-5で勝った。

  4年前に高尺スカイドーム(ソウル市九老区)で行われたワールド・ベースボール・クラシック(WBC)第1ラウンドで1-2と負けたイスラエルに、韓国は雪辱した。次は31日午後7時、米国とのグループリーグ第2戦に臨む。

  この日、韓国は呉智煥(オ・ジファン)が4打数3安打(1本塁打)、3打点、1四球と大活躍し、相手側に移りかかっていた勢いを韓国に引き戻した。

  韓国は3回表、先発投手の元兌仁(ウォン・テイン)が米大リーガー出身のイアン・キンズラーに先制2ラン本塁打を許したが、呉智煥が4回裏に2ラン本塁打を出して同点になった。イスラエルの左腕先発ジェーク・フィッシュマンを相手に放ったライナー性の打球はライトフェンスをそのまま越えていった。呉智煥にとってはA代表としての初本塁打であり、初打点だった。 ■国力ランキング世界1位は米国、韓国8位…日本は?

朝鮮日報 http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2021/07/30/2021073080019.html

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