文大統領 朝鮮戦争参戦の国連軍2人に勲章授与
【ソウル聯合ニュース】韓国の記念日「国連軍参戦の日」の27日、文在寅(ムン・ジェイン)大統領は国連軍として朝鮮戦争(1950~53年)に参戦した2人に勲章を授与した。韓国大統領が国連軍の参戦者に勲章を直接授与するのは初めて。 米国から従軍した故エミール・J・カパウン神父には「太極武功勲章」が授与された。敵味方なく負傷兵を手当てしたが収容所で亡くなり、「朝鮮戦争の聖人」と呼ばれる。 王立オーストラリア連隊第1大隊の小隊長だったコリン・ニコラス・カーン将軍には「国民勲章石榴章」が授与された。帰国後も朝鮮戦争の激しさと韓国の発展の姿を伝え続け、民間外交官といえる役割を果たした。 カパウン氏に代わっておいが、カーン氏も健康上の理由で来韓できなかったために親族が、青瓦台(韓国大統領府)でそれぞれ勲章を受け取った。 文大統領は「カパウン神父の生涯は米国と韓国はむろん、人類の偉大な遺産になる」としのんだ。また、「カーン将軍とオーストラリアの参戦勇士をいつまでも記憶する」とし、「政府は参戦により結ばれた血盟の縁を深く刻み、勇士たちの犠牲と献身に応える」と述べた。国際社会と連帯して新型コロナウイルスの危機をともに乗り切っていく考えも示した。 授与式には、ラカメラ韓米連合軍司令官(在韓米軍司令官兼務)をはじめ、カトリック教会と米国、オーストラリアの関係者が出席した。
朝鮮日報 http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2021/07/27/2021072780102.html
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