東京五輪:無観客の会場に響く数十人の歓声…謎の中国応援団

 正体不明の中国応援団がコロナの感染防止のため無観客とされた競技会場で応援を行い、現地で非難の声が高まっている。 ■「世界で最も住みやすい国」2020年版発表、韓国17位、中国100位、日本は?  日本のスポニチアネックスは26日、この日開催された東京オリンピック卓球の男女混合ダブルス決勝で「卓球の混合ダブルス決勝に"謎の中国応援団"」と報じた。記事によると、大きな中国国旗を手にした20人以上の集団が観客席に座る様子が確認されたという。彼らは試合前から応援を始め、試合中も中国選手が得点するたびに声援を送った。

  スポニチアネックスが撮影した写真にも中国国旗を手にした集団が1カ所に集まり応援する様子が確認できた。また観客席でも離れて座ることはせず、感染対策の基本的なルールも守っていなかった。

  スポニチアネックスは「無観客で実施されているはずの会場のため、異様に映った」と指摘。その上で「集団は『CHINA』と書かれた服を着ているため、他競技を含めた中国選手団の関係者とみられる。ただし記者室を出入りしていた人間も交じっているため、実際のところは不透明」と報じた。

  この様子を見た日本のファンたちはネットで激しく非難している。あるネットユーザーは「関係者と言いながら『加油(中国語の声援)』と叫ぶ声が聞こえた」「コロナの感染対策で応援は自制すべきだ。審判たちはこれを止められないのか」と指摘した。

  別のネットユーザーは「無観客の意味がない」と批判し、さらに別のネットユーザーは「日本で行われている試合なのに、中国に遠征して試合しているのかと思った」と批判した。

  さらに「完璧なルール違反だ」「ルールとは関係なくマナーがない」「われわれは何のために無観客で競技を行っているのか理解してほしい」「IOC(国際オリンピック委員会)とJOC(日本オリンピック委員会)の対応が必要だ」などの声が相次いだ。

  この日行われた決勝戦は日本の水谷隼・伊藤美誠組が中国の許キン・劉詩ブン組を破って金メダルを獲得した。これは日本がオリンピックの卓球で初めて獲得した金メダルとなった。

朝鮮日報 http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2021/07/27/2021072780010.html

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