帰ってきた李在鎔、サムスンが240兆ウォン投資計画

 サムスンは24日、2023年までの3年間に240兆ウォン(約22兆6000億円)を投資し、4万人を新規採用する過去最大の投資・雇用計画を発表した。18年から昨年まで実行した「180兆ウォン投資、4万人雇用」の計画よりも投資規模を30%以上増やした。過去3年間、サムスン電子の営業利益(123兆ウォン)の倍近い金額を投資し、主力産業である半導体の競争力を強化するとともに、バイオを「第2の半導体」に育成することが柱だ。新規投資額240兆ウォンのうち180兆ウォン(75%)は国内に投資する。

  サムスングループは同日、「コロナ後に予想される産業、国際秩序、社会構造の多元化に備え、韓国社会が直面する課題に対し、企業の役割を果たしていく。果敢な投資で産業構造の再編をリードし、青年の雇用と中小企業の共存にも力を入れる」と表明した。また、「半導体、バイオだけでなく、次世代通信設備、人工知能(AI)、ロボットなど未来事業にも大規模投資を断行し、世界的な事業構造の再編を先導するとともに、思い切った合併・買収(M&A)で市場のリーダーシップを強化していく」とした。

  サムスンは就職難に直面する若い層のために新入社員の公開採用制度を維持し、今後3年間で4万人を新規採用する。また、青年のための職業教育プログラムである「サムスン青年ソフトウエアアカデミー」の運営を全国的に拡大する。

  今回の計画は李在鎔(イ・ジェヨン)サムスン電子副社長が仮釈放で13日に出所して11日後に発表された。李副会長に対する社会的期待に応えたものと受け止められている。李副会長は今回の発表に先立ち、サムスン電子など主な系列企業の経営陣と相次いで会い、投資計画の調整を行ったという。

朝鮮日報 http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2021/08/25/2021082580002.html

コメント

このブログの人気の投稿

MBNの業務停止効力中断

「19世紀式の自主にかまけた586世代、20?30代の登場が望まれる」

韓国政府の救援隊がラオスに出発 医療スタッフら20人