東京パラ:柔道チェ・グァングン、階級を上げても銅=3大会連続メダル

 チェ・グァングン(世宗市障害者体育会・視覚障害等級B2)=34=が東京パラリンピック男子柔道で韓国のパラリンピック柔道史上初めて3大会連続でメダルを獲得した。 ■国力ランキング世界1位は米国、韓国8位…日本は?  世界ランキング4位のチェ・グァングンは29日、東京の日本武道館で開催された2020東京パラリンピック男子柔道100キロ超級の3位決定戦に進み、キューバのヨルダニ・フェルナンデス・サストレ(世界ランキング8位)=32=に開始から1分29秒で隅落としで一本勝ちし、銅メダルを獲得した。

  チェ・グァングンは準々決勝でアゼルバイジャンのイルハム・ザキエフ(世界ランキング6位)=41=と対戦し、延長の末に技ありで勝利したが、準決勝戦でイランのモハンマドレザ・ヘイロラハザデヘ(世界ランキング1位)=28=に一本負けし、決勝進出はならなかった。

  チェ・グァングンは初等学校(小学校)5年生のときに柔道を始めた。高校2年生のときに事故で左目の角膜を損傷した。チェ・グァングンは柔道を諦めることができず、パラリンピックの舞台に挑戦。2012年のロンドン大会と16年のリオデジャネイロ大会では100キロ級に出場し2連覇を達成した。今大会を前に階級を100キロ超級に上げて銅メダルを獲得した。韓国からは前日の男子81キロ級の李政珉(イ・ジョンミン)=平沢市庁、31=とチェ・グァングンの二人が今回のパラリンピックに出場し、いずれも銅メダルを獲得した。

  男子車いすバスケットボールは5試合目となった予選リーグA組のカナダとの対戦で64-74で破れ、1勝4敗で準々決勝進出は難しくなった。30日に行われるカナダとコロンビアとの試合でコロンビアが勝てば韓国、カナダ、コロンビアが勝ち点5で並び、3チームの得失点差によってはA組4位で準々決勝に進出できるが、可能性は低い。

  陸上のエース、チョン・ミンジェ(全羅北道障害者体育会)=44=は女子200メートルT36決勝で今シーズンのベスト(31秒17)を記録したが4位となり、3大会連続のメダル獲得はならなかった。パラリンピックに4回目の出場となったユ・ビョンフン(慶尚北道障害者体育会)=49=は男子陸上400メートルT53で50秒02のタイムで決勝に進出するも7位にとどまった。

朝鮮日報 http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2021/08/30/2021083080014.html

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