韓国入りしたアフガン現地職員 中部・鎮川の生活施設に到着

【鎮川聯合ニュース】イスラム主義組織タリバンが実権を握ったアフガニスタンから韓国に退避した韓国機関の現地スタッフとその家族377人を乗せたバスの一部が、27日正午すぎに中部・忠清北道鎮川にある国家公務員人材開発院に到着した。  これらアフガニスタン人の現地スタッフと家族は前日午後に韓国入りし、ソウル近郊の京畿道金浦市内のホテルで一晩を過ごした。この日午前、13台のバスに分乗して鎮川に移動した。人材開発院には6~8週間ほど滞在する予定だ。  仁川国際空港で前日行った新型コロナウイルスのPCR検査の結果、377人のうち360人は陰性、17人は判定保留となった。この17人は人材開発院に入居後に再検査を受ける。  バスの到着に合わせ、鎮川の道路沿いには歓迎の横断幕も掲げられた。同地域のインターネットコミュニティーなどを中心に、アフガニスタン人を迎えることに反対の声も上がったが、現地でのいさかいや阻止の動きはなかった。  今回韓国入りしたのは在アフガニスタン韓国大使館、韓国国際協力団(KOICA)、首都カブール郊外にあるバグラムの韓国病院などで数年間働いていた人々とその家族で、10歳以下の子どもや高齢者もいる。

朝鮮日報 http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2021/08/27/2021082780112.html

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