ランドル・グーズビー「私のデビューアルバムのタイトルは『ROOTS』…韓国人母の犠牲のおかげ」

「21世紀のクラシック音楽家」に選ばれたバイオリニスト、ランドル・グーズビー

  米国のバイオリニスト、ランドル・グーズビー(25)はこのほど米紙ワシントン・ポストによる「21世紀のクラシック音楽家21人」に選ばれた将来有望な音楽家だ。今年リリースされた彼のデビューアルバムは米紙ニューヨークタイムズや英紙ガーディアンなど外信が先を争うように賞賛するほど注目されている。グーズビーの成長の背景にはユニークな点がもう1つある。在日韓国人3世の母親が彼の音楽教育に大きな影響を与えたという点だ。

  グーズビーは16日のオンライン・インタビューで、「両親の犠牲のおかげで私は今日、この位置まで来ることができた。家族は私の成長の土台であり、原動力だ」と語った。彼はアフリカ系米国人の父ラルフ・グーズビーさんと韓国人の母ジジ・グーズビーさんの間に2男1女の長男として生まれた。2人が初めて会ったのは大阪で、当時英語講師をしていたラルフさんはジジさんと一緒に米国に行き結婚した。その後、ラルフさんはマーケティング関連の仕事をし、ジジさんは米国にある日本料理レストランで店員などをして働いた。グーズビーは「私が高校を卒業するまで、母は夜遅くまでいくつも仕事をして生計を支え、家族の世話をしてくれた」と語った。

  グーズビーがバイオリンを習い始めたのは7歳のころ。彼は「幼いころ、バイオリンのレッスンがある日は母がいつも同行し、先生の言葉を細かくノートに書き取ってくれた」と話す。一日3時間、欠かさず練習させたのも母だった。彼は「ビデオゲームやバスケットボールなど、音楽以外にも好きなことがたくさんあったが、母は練習をすべて終えないと遊ぶことを許してくれなかった。一日の練習時間が5-6時間でなかったのがラッキーだった」と笑った。 ■国力ランキング世界1位は米国、韓国8位…日本は?

朝鮮日報 http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2021/08/27/2021082780059.html

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