韓国30代男性の50.8%は未婚、20代は95.5%

 韓国で30代男性のおよそ半分が未婚状態にあることが分かった。就職難や住宅価格の高騰などを理由に結婚を先送りするか、あるいは結婚を諦めた若者が増えているようだ。30代女性も3人に1人が未婚だった。 ■2020年世界幸福度ランキングで韓国61位…最も幸せな国は?  韓国統計庁が27日に発表した「2020年人口住宅総調査」によると、昨年11月の時点で30代男性の未婚率は50.8%(173万8000人)だった。前回2015年に行われた調査(44.6%)に比べて6.2ポイントも増加し、今回初めて50%を上回った。

  30代女性の未婚率も前回に比べて5.5ポイント高い33.6%(107万7000人)だった。30代男性の未婚率が50%を上回った理由については「30年前まで出産時に男の子をえり好みする家庭や夫婦が多かったことが原因」とされている。30代男性の未婚者が30代女性の未婚者に比べて66万人も多いのがその理由だ。20代で結婚するのは「干ばつ中に豆が実る」と言われるほど珍しくなった。影響で20代男性の未婚率は95.5%に達し、20代女性の未婚率も89.8%だ。

  専門家は「就職難と住宅価格の高騰、育児の際に必要な教育費の負担などが30代の未婚率の高くなる原因」と指摘する。ソウル大学経済学部のキム・ソヨン教授は「住宅供給を拡大して融資を増やすなど、新婚夫婦が住宅問題を解決できるよう特段の対策を立てねばならない」と指摘する。キム教授はさらに「未婚率の上昇とそれに伴う出産率の低下は社会全体の活力を失わせるだろう」と警鐘を鳴らした。

朝鮮日報 http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2021/09/28/2021092880057.html

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