韓中の北朝鮮担当高官がテレビ協議 ミサイル発射への対応議論

【ソウル聯合ニュース】韓国と中国の北朝鮮担当高官が29日、北朝鮮による新型極超音速ミサイルの発射実験を受け、テレビ会議形式で対応策などを協議した。  韓国外交部によると、同部の魯圭悳(ノ・ギュドク)朝鮮半島平和交渉本部長と中国の劉暁明・朝鮮半島問題特別代表は、北朝鮮のミサイル発射や先ごろ北朝鮮が出した談話など朝鮮半島情勢に対する評価を共有し、今後の対応・推進策などを議論した。  魯氏はまた、朝鮮半島情勢を安定的に管理する必要性と北朝鮮との迅速な対話再開の重要性を強調し、このための中国側の建設的な協力を要請した。   これに対し、劉氏は朝鮮半島平和プロセスの進展に向けたこれまでの韓国側の努力を評価し、建設的に役割を果たすとの意志を改めて示した。  両氏は可能な限り速やかに対面協議を行うとともに、今後も協議を続けることを申し合わせた。  これに先立ち、魯氏は28日、北朝鮮がミサイルの発射実験を行ったことを巡って米国務省のソン・キム北朝鮮担当特別代表と電話会談を行った。30日にはインドネシアでキム氏と対面による協議を行う予定だ。

朝鮮日報 http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2021/09/29/2021092980172.html

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