北朝鮮国連大使 米に合同演習・戦略兵器投入の中止要求

【ニューヨーク聯合ニュース】北朝鮮の金星(キム・ソン)国連大使は27日(米東部時間)、国連総会の一般討論演説で米国に対し朝鮮半島周辺での合同軍事演習と戦略兵器投入を中止するよう求めた。  金氏は演説で「米国政府が真の朝鮮の平和と和解を望むのなら、対朝鮮敵対政策を放棄する第一歩として朝鮮半島とその周辺での合同軍事演習と戦略兵器投入を永久に中止することから始めるべきだ」と述べた。その上で、恒常的な緊張と対立の悪循環から抜け出せずにいる根本的原因は米国の対北朝鮮敵視政策にあるとし、米国に対し政策変更を促した。  金氏は北朝鮮が核兵器を保有していると言及しながらも「米国や南朝鮮(韓国)など周辺国の安全を侵害したり危うくしたりすることは絶対にないだろう」と述べた。  また、「われわれには侵略を防ぐ自衛的権利があり、強力な攻撃手段もあるが誰かを狙うために使いたくはない。われわれが核を保有しているために米国が敵対視しているのではなく、世界最大の核保有国である米国がわれわれを敵対視したため核を保有することになった」と主張した。

朝鮮日報 http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2021/09/28/2021092880012.html

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