3年前のように…文大統領、ローマ教皇に再度訪朝を打診

 文在寅(ムン・ジェイン)大統領は29日(現地時間)にローマ教皇フランシスコと会談し「機会があって教皇が北朝鮮を訪問すれば、韓半島平和のモメンタムになるだろう」「韓国人は大きな期待を寄せている」との考えを伝えた。教皇も「招待状が送られれば、皆さんのお手伝いをするために、また平和のために私は喜んで行く」「皆さんは同じ言語を使う兄弟だ。喜んで行きたい」と応じた。文大統領と教皇は3年前の2018年10月にも会談し、その時も同じ話題が上った。しかし教皇の訪朝はこれまでのところ実現していない。

  文大統領はこの日、教皇とおよそ20分の単独会談を行った。文大統領は「次はぜひ韓半島でお会いできることを望んでいる」との考えを重ねて伝えた。青瓦台(韓国大統領府)のパク・キョンミ報道官は「韓半島の平和に対する教皇の持続的な支持を確認した」と伝えた。文大統領は教皇が引き続き韓半島の平和実現に向け祝福と支持のメッセージを発していることに感謝の意を伝えた。またコロナや気候変動などグローバルな課題についても意見を交換したという。

  文大統領は今年9月に米国で開催された国連総会で「南北米または南北と米国・中国が参加する終戦宣言」を呼びかけたが、これを受けて韓国政府はその後も北朝鮮との対話再開に向け努力を続けている。このような中で文大統領が30-31日に開催されるG20(主要20カ国・地域)首脳会議に出席するためローマを訪問し、普段から北朝鮮問題に関心を寄せている教皇と再び会談を行ったのだ。

朝鮮日報 http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2021/10/30/2021103080004.html

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