米上院で「オットー・ワームビア法」通過…「北の人権弾圧の責任者を制裁」

 2015年末に北朝鮮を旅行中に拘束され、その後死亡した米国人大学生オットー・ワームビアさんの名前を冠した法案が最近、米上院の常任委員会を通過した。北朝鮮の人権弾圧の責任を問う法案だ。 ■国力ランキング世界1位は米国、韓国8位…日本は?  米上院によると、上院外交委は19日(現地時間)、共和党のロブ・ポートマン議員、民主党のシェロッド・ブラウン議員、クリス・クーンズ議員が発議した「オットー・ワームビア北朝鮮検閲監視法(Otto Warmbier North Korea Censorship and Surveillance Act)」を処理した。

  同法案は、法制定から180日以内に米大統領が北朝鮮の抑圧的な情報環境を防止する戦略を立案し、議会に報告するという内容が盛り込まれている。

  また、米大統領が関連する人物に対し、米国内の資産凍結、ビザ及び入国の制限などの制裁を加えるとの条項もある。

  このほか、米政府系放送局ボイス・オブ・アメリカ(VOA)などを運営する米連邦政府傘下のグローバルメディア局(USAGM)に今後5年間、毎年1000万ドルの予算を投入するとの内容も盛り込まれた。この予算は、北朝鮮関連の情報を共有するための手段と技術の開発、官民パートナーシップの模索などのために使われる。

  法案を発議したポートマン議員は「この法案はワームビアさんを忘れないというだけでなく、彼の不当な死に対して責任を負うべき残酷な政権に、責任を負わせるためのもの」と説明した。

朝鮮日報 http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2021/10/28/2021102880196.html

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