韓国政府 メタン削減の国際的枠組みに参加へ
【ソウル聯合ニュース】韓国政府は25日、温室効果ガスのメタンを削減して地球の気候危機に対応するため、国際社会が協力を模索する「グローバル・メタン・プレッジ」に参加する計画だと発表した。 メタンは京都議定書(1997年採択)で定義された六つの温室効果ガスのうち一つで、地球温暖化に及ぼす影響を数値で示した地球温暖化係数(GWP)が21(二酸化炭素が及ぼす影響の21倍)の物質だ。 グローバル・メタン・プレッジは、2030年までに世界のメタン排出量を20年比で最低30%削減することを目標にしている国際的枠組み。 米国と欧州連合(EU)は今年9月にグローバル・メタン・プレッジの推進計画を共同発表し、韓国など世界の主要国に対して参加を要請した。 来月1、2日に英グラスゴーで開催される国連気候変動枠組み条約第26回締約国会議(COP26)の期間中に発足式を開催する予定だ。 韓国政府もグローバル・メタン・プレッジの一員として、国際社会のメタン削減の取り組みに積極的に参加する計画だ。 政府は「今回のグローバル・メタン・プレッジ加入は、わが国が主要7カ国(G7)とともに(2015年のCOP21で採択された)パリ協定の実質的履行を主導していくことでわれわれの気候リーダーシップを一層強化し、パリ協定の(産業革命以降の世界の平均気温上昇)1.5度の目標達成のための国際連帯を拡大する機会になるだろう」と期待を示した。
朝鮮日報 http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2021/10/25/2021102580184.html
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