韓国の新型コロナ確定患者は原則自宅療養、18?49歳も追加接種へ

 今後、韓国の新型コロナ確定患者は家で治療を受けることになる。病床の余力が限界に達していることから、防疫当局は自宅療養を原則にしたのだ。ただし、自宅療養が不可能な場合には病院へ入院できる。 【韓日比較グラフ】一日新規感染者数の推移と社会的移動量  韓国政府は29日、「段階的日常回復の持続のための医療および防疫後続対応計画」を報告し、このような内容を発表した。

  全ての確定患者は自宅療養を基本とするが、入院の要因があったり感染に脆弱な住居環境であったりする場合など、特定の事由があるときのみ入院治療が受けられる。

  韓国政府は、自宅療養者が家でも安心できるように、地域社会中心の健康管理システムを強化したいとした。確定診断後すぐさま、管理医療機関の連携によって健康モニタリングを実施し、必要な自宅療養キット(酸素飽和度測定装置、体温計、解熱剤、消毒剤)を提供する。

  また、自宅療養中に症状の変化があったり自宅療養者が必要としたりする場合には検査・診療を受けられるように、短期・外来診療センターが設置される。自宅療養時における同居人など共同隔離者の隔離負担を緩和するため、病院治療や廃棄物の中間排出など、必須事由による外出も許される。 ■18-49歳も5カ月後に追加接種  韓国政府は、最近の防疫状況、国外での追加接種政策の動向、ワクチン効果についての研究結果を反映し、現在は追加接種の対象に含まれていない18歳から49歳までの年齢層についても、基本接種の完了から5カ月後に追加接種を実施することとした。

  既存の接種完了者に対する防疫パスの有効期間は6カ月(追加接種間隔5カ月+猶予期間1カ月)と設定した。これは20日から施行する計画だ。 キム・ソジョン記者

朝鮮日報 http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2021/11/30/2021113080003.html

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