統営・欲知島でモノレール事故、整備運休の1日前に脱線

 28日午後2時1分ごろ、慶尚南道統営市の欲知島で観光用モノレールが運行途中に脱線して落下し、8人が重傷を負った。このモノレールは昨年、線路の一部区間に問題が生じ、整備を行った記録があった。

  慶尚南道消防本部、慶尚南道地方警察庁によると、事故はモノレール車両が統営市欲知面東港里の乗り場に進入しようとした際に起きた。負傷したのは50-70代の乗客男女8人で、大半は脱線の衝撃で足を骨折した。消防当局と海洋警察はヘリを使い、負傷者の晋州と釜山の病院に搬送した。消防関係者によると、命に関わる負傷者はいないという。

  消防当局と警察は目撃者の証言に基づき、モノレールが乗り場の約5メートル手前でカーブの線路を外れて転覆し、4-5メートル下にあるごみ集積場の上に落下したとみている。消防当局と警察は事故の正確な経緯を調べている。

  欲知島モノレールは、欲知面東港里の旅客船乗り場と大起峰(海抜392メートル)を結ぶ1キロメートルの軌道を往復している。2019年12月に開業したが、昨年6月に一部区間でレールの変形が生じ、整備作業に入った。当時統営観光開発公社は異常があるレールを撤去し、新しいレールを敷設した。今回の事故は今年下半期の線路整備のための運休の1日前に起きた。 キム・ジュンホ記者

朝鮮日報 http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2021/11/29/2021112980061.html

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