文大統領「オミクロン株流入阻止に向け入国防疫を強化、即時施行」

 文在寅(ムン・ジェイン)大統領は30日「(新型コロナウイルスの新たな変異株である)オミクロン株の流入を阻止するために、より強力な入国防疫措置を即座に施行せよ」と述べた。

  文大統領はこの日、オミクロン株への感染が疑われるケースが発生し、分析を進めているとの報告を受け「新たな変異株に対する分析はまだ十分に進んでいないが、今後コロナ対応の重大な局面となりうる状況だ」と述べた。青瓦台(韓国大統領府)のパク・キョンミ報道官が伝えた。

  文大統領は「オミクロンTF(タスクフォース)」を中心に、重大な覚悟で厳重に対応するよう指示した。さらに、オミクロン株を判別するための診断キットの開発を迅速に完了させ、オミクロン株に対応するための防疫戦略を国際協力と専門家の議論を通じて早急に樹立・施行するよう要請した。

  文大統領は「感染者と重症者の増加に加え、新たな変異株の流入で防疫がさらに困難になっている状況だ」と述べた。その上で、国民に対して防疫ルールの徹底的な遵守を求めるとともに、ワクチン未接種者と3回目の接種時期を迎える接種対象者に対し、積極的な接種を呼び掛けた。

  疾病管理庁によると、蔚山で確認された感染者2人が、オミクロン株感染者が発生したオランダとドイツからそれぞれ28日、29日に入国したという。

朝鮮日報 http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2021/11/30/2021113080206.html

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