慰安婦被害者の李容洙さん 政府に国連委員会での問題解決要請

【ソウル聯合ニュース】韓国外交部の崔鍾建(チェ・ジョンゴン)第1次官が旧日本軍の韓国人慰安婦被害者、李容洙(イ・ヨンス)さんと面会した。  李さんが代表を務める市民団体「日本軍慰安婦問題ICJ(国際司法裁判所)付託推進委員会」などによると、面会は29日午後に大邱で行われた。  李さんは政府に対し、問題解決のための対策がないまま数年間、むなしい約束だけをしてきたと強く批判し、慰安婦問題を国連拷問禁止委員会(CAT)に付託するよう改めて要求。文在寅(ムン・ジェイン)大統領、鄭義溶(チョン・ウィヨン)外交部長官との面会も求めた。  李さんは先月26日に記者会見を行い、CATを通じて慰安婦問題を解決するよう政府に要請した。ICJで慰安婦問題を扱うには韓国と日本がこれに同意しなければならないが、CATへの付託は日本の同意なしでも可能だ。  ただ、政府はCATへの付託について、諸般の状況を踏まえて慎重に検討するとの立場を示している。  政府高官が李さんと面会したのは、鄭長官が李さんと面会した今年3月以来となる。  外交部は同日発表した報道資料で「今後も被害者中心の原則に基づき、被害者と支援団体の意見を聞きながら問題解決策を模索するための努力を続ける」と強調した。

朝鮮日報 http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2021/11/30/2021113080141.html

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