有事作戦統制権「速やかに取り戻すべき」 韓国与党大統領選候補 

【ソウル聯合ニュース】来年3月の韓国大統領選の革新系与党「共に民主党」候補、李在明(イ・ジェミョン)前京畿道知事は30日、韓国新聞放送編集者協会の討論会に出席し、米軍が持つ韓国軍の有事作戦統制権について、「できる限り速やかに取り戻すべきだ」と述べた。これに向け、韓米が合意した手続きにのっとり韓国軍の能力検証を早く終えることが重要だと指摘した。  李氏は「独立した主権国家が軍事作戦権を他国に委ねている例は世界にないのでは」と述べ、有事作戦統制権を米国が握る現状は「常識に外れている」と強調した。米国に任せなければ防衛が不可能だとする考えは理解できないとし、「軍がそう考えていることにあきれる」とも述べた。  対北朝鮮政策についても語った。北朝鮮による昨年6月の南北共同連絡事務所爆破のような事件が再び起きた場合の対応を問われると、「それでも軍事的な制裁を加えることはできない。立場を明確にし、過度な行動に対しては相応の措置が必要だ」と述べた。  また、文在寅(ムン・ジェイン)政権は北朝鮮と守れない合意をすべきではなく、また合意したのなら守らねばならないのに十分に守れない面があったとし、こうしたことが北朝鮮による爆破の口実になったと指摘した。自身が大統領になれば「北に言うべきことは言う」とも語った。

朝鮮日報 http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2021/12/30/2021123080155.html

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