李在明候補、ネガキャン中断表明から1時間後に尹錫悦批判(下)

 民主党議員の間からも「ネガティブキャンペーン中断」のメッセージをないがしろにする非難が続いた。金容民(キム・ヨンミン)議員は李候補の記者会見から1時間半後に開かれた国会法制司法委員会の全体会議で、尹候補の妻キム・ゴンヒ氏とインターネットメディア関係者の通話録音ファイルを流した。姜得求(カン・ドゥック)議員はキム・ゴンヒ氏のドイツモータース疑惑に関する報道資料を出した。記者会見前には宋永吉(ソン・ヨンギル)代表がインタビューを通じ、「尹候補がキム・ゴンヒ氏の言葉通り『馬鹿』であり、キム氏が全てをコントロールしているとすれば、我々は誰を候補として選んでいるのか。候補を交代し、キム・ゴンヒ氏が(選挙に)出るとか…」と発言。崔康旭 (チェ・ガンウク)最高委員は前日、「多くの方が(尹候補に対する)高齢層の盲目的支持と青年層の八つ当たり的な支持を懸念している」と述べて論議を呼んだ。候補のメッセージとは裏腹にネガティブキャンペーンが続いていることについて、国民の力の李亮寿(イ・ヤンス)選対首席広報は「ネガティブキャンペーン中断は真っ赤なうそで、選挙用のまやかしだ」と批判した。

  一方、李候補は同日、「李在明政権は危機克服のための国民内閣、統合政府をつくる」とし、「派閥と年齢に関係なく、国民のために必要な人材であれば幅広く登用し、『完全に新しい内閣』を組む。30-40代の長官を積極的に起用する」と述べた。李候補はまた、「週4.5日勤務制」の推進と全国民雇用・産業災害保険の導入などを骨子とする労働分野の公約も発表した。李候補は「先行して週4日または週4.5日勤務制を導入した企業にはさまざまな方式のインセンティブを与え、労働時間短縮を広めていく」とした。党内予備選で李洛淵(イ・ナギョン)元代表を支援した洪永杓(ホン・ヨンピョ)、薛勲(ソル・フン)両議員ら「李洛淵系」の議員32人は同日、「対立をやめ、李在明候補を中心に団結しよう」と呼び掛けた。李候補は27日、京畿道を遊説する予定だったが、それを変更し、湖南地方(全羅道)入りすることを決めた。現代産業開発の新築マンション崩落現場などを訪れる予定だ。 梁昇植(ヤン・スンシク)記者

朝鮮日報 http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2022/01/27/2022012780053.html

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