文大統領「安保理決議に違反する行為」 北朝鮮の中距離弾道ミサイル

【ソウル聯合ニュース】北朝鮮が弾道ミサイルとみられる飛翔(ひしょう)体を発射したことを受け、韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は30日午前、国家安全保障会議(NSC)の全体会議を主宰し、対策を協議した。韓国軍合同参謀本部は北朝鮮がこの日発射した飛翔体について中距離弾道ミサイルと発表した。  文大統領は「朝鮮半島非核化と朝鮮半島の平和安定、外交的解決に向けた国際社会の努力に対する挑戦であり、国連安全保障理事会の決議に違反する行為」と指摘した。  また、「北朝鮮がこれまで対話意向を表明し、核実験と大陸間弾道ミサイル(ICBM)の発射を猶予すると宣言してきたが、中距離弾道ミサイルならモラトリアム(一時停止)宣言の破棄が近づいたと考えられる」と述べ、対応を指示した。  文大統領がNSCを主宰するのは昨年1月に米バイデン政権の発足に合わせた会議以来約1年ぶり。韓国政府はこれまで、北朝鮮が飛翔体による挑発を行っても国家安保室長が主宰するNSC常任委員会の会議で対応してきた。それだけに、文大統領が主宰したことは今回の発射を厳重に受け止めていると解釈できる。

朝鮮日報 http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2022/01/30/2022013080016.html

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