外国人の8割が韓国に肯定的イメージ 日本でも初めて否定を上回る

【ソウル聯合ニュース】韓国の文化体育観光部に所属する海外文化広報院が24日までに発表した韓国の国家イメージに関する調査の結果によると、韓国に対する全般的なイメージを「肯定的」と回答した外国人は前年より2.4ポイント上昇した80.5%だった。  国別ではベトナム(95%)、トルコ(92.2%)、フィリピン(92%)、タイ(90.8%)など7カ国は韓国のイメージを肯定的とする割合が90%を超えた。  また日本の場合、肯定的な評価(35%)が前年より7.4ポイント上昇し、2018年の調査開始以降、初めて否定的な評価(26.6%)を上回った。  韓国に対する肯定的なイメージに影響を与える要因としては、K―POPや映画など現代文化との回答が22.9%で最も多く、製品・ブランド(13.2%)、経済水準(10.2%)、文化遺産(9.5%)、国民性(8.6%)、社会システム(7.8%)、スポーツ(7.6%)、政治状況(6.2%)、国際的な地位(5.3%)と続いた。  前年の調査と比べ、教育・福祉・医療など社会システムが5.9ポイント、国民性が5.8ポイント、スポーツが4.6ポイント増加し、現代文化だけではなく多様な分野が肯定的な影響をもたらしたことが分かった。  韓国に対する関心度はアジア、中南米、中東・アフリカの国で高く、アジア地域ではベトナム、フィリピン、インドネシア、インド、タイなどで相対的に高かった。  韓国のイメージを改善するための課題では、良質の文化コンテンツ生産(23.3%)、観光客誘致のための海外広報(17.9%)、世界的なブランド開発(16.8%)などが挙がった。  前年には最も高かった「南北関係の改善」が今回は低くなったことについて、海外文化広報院は、分断国家のイメージを抜け出し、文化コンテンツ強国として関心を集めていることが明らかになったと説明した。  調査は昨年9月1日から29日かけて、韓国を含む24カ国・地域の満16歳以上の1万2500人を対象にオンラインで進められた。

朝鮮日報 http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2022/01/24/2022012480158.html

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