【独自】SKハイニックス、米メタとSSD供給契約を締結
SKハイニックスが、米国最大のSNS(会員制交流サイト)企業、メタ(旧フェイスブック)と、不揮発性メモリエクスプレス(NVMe)基盤のソリッドステートドライブ(SSD)の供給契約を締結したことが分かった。
韓国の金融投資業界が25日に明らかにしたところによると、契約の正確な金額規模は不明だが、数千億ウォン(約数百億円)に達するとみられる。
SKハイニックスがNVMe方式のSSD製品の顧客としてメタを確保したのは今回が初めて。メタはメタバース(3次元の仮想世界)事業の推進に伴い、クラウド用のSSD需要が増えている。SSDは半導体を利用してデータを保存するため、磁気ディスクを利用するHDDよりもデータの読み書き速度が速いという長所がある。今回の契約で、データ用SSD製品の規格など主な事項に合意した。
今回の契約では、半導体の設計を担当するファブレス(工場を持たない)スタートアップ企業「FADU」が重要な役割を担った。SKハイニックスが、FADUの制作したSSD用半導体「コントローラ」を借用してメタと契約したからだ。FADUはSSDの中に入る重要な半導体、コントローラを開発している。韓国国内ではサムスン電子などが、SSDコントローラを自社で設計することができる。
FADUとSKハイニックス間での技術料はおよそ800億ウォン(約76億円)だという。コントローラはSSDの製品原価の約5%と推定される。これを基に推算すると、SKハイニックスとメタ間の契約規模は数千億ウォンに達するものとみられる。
FADUは2015年に創業。ソウル大工大の「メモリ及びストレージ構造研究室」出身の研究員たちが設立した。SKの研究員だったナム・イヒョン代表とベイン・アンド・カンパニー出身のイ・ジヒョ代表が経営している。一時はSKの崔泰源(チェ・テウォン)会長の娘婿も在籍していた。 チャン・ユンソ記者
朝鮮日報 http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2022/01/25/2022012580235.html
韓国の金融投資業界が25日に明らかにしたところによると、契約の正確な金額規模は不明だが、数千億ウォン(約数百億円)に達するとみられる。
SKハイニックスがNVMe方式のSSD製品の顧客としてメタを確保したのは今回が初めて。メタはメタバース(3次元の仮想世界)事業の推進に伴い、クラウド用のSSD需要が増えている。SSDは半導体を利用してデータを保存するため、磁気ディスクを利用するHDDよりもデータの読み書き速度が速いという長所がある。今回の契約で、データ用SSD製品の規格など主な事項に合意した。
今回の契約では、半導体の設計を担当するファブレス(工場を持たない)スタートアップ企業「FADU」が重要な役割を担った。SKハイニックスが、FADUの制作したSSD用半導体「コントローラ」を借用してメタと契約したからだ。FADUはSSDの中に入る重要な半導体、コントローラを開発している。韓国国内ではサムスン電子などが、SSDコントローラを自社で設計することができる。
FADUとSKハイニックス間での技術料はおよそ800億ウォン(約76億円)だという。コントローラはSSDの製品原価の約5%と推定される。これを基に推算すると、SKハイニックスとメタ間の契約規模は数千億ウォンに達するものとみられる。
FADUは2015年に創業。ソウル大工大の「メモリ及びストレージ構造研究室」出身の研究員たちが設立した。SKの研究員だったナム・イヒョン代表とベイン・アンド・カンパニー出身のイ・ジヒョ代表が経営している。一時はSKの崔泰源(チェ・テウォン)会長の娘婿も在籍していた。 チャン・ユンソ記者
朝鮮日報 http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2022/01/25/2022012580235.html
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