「侵略戦争をやめろ」…50代韓国人男がロシア総領事館に突入試みる /釜山

 ロシアによるウクライナ侵攻に反対して釜山のロシア総領事館に突入しようとした50代の韓国人の男が、警察に制止される騒ぎがあった。

  釜山中部警察署によると、28日午前10時40分ごろ、釜山市中区にある駐釜山ロシア総領事館から「領事館への侵入を執ように試みる人物がいる」との通報があった。

  男は現場で、警察に対し「ロシアが起こした戦争に反対の意思を伝えるために、総領事館を訪れた」と話していたことが分かった。警察は現場で男を制止してすでに帰宅させており、もみ合いなどの衝突はなかったという。

  警察はその後、ロシア総領事館の警備を強化したという。2時間ごとに実施していた総領事館周辺のパトロールを1時間ごとにしたほか、担当警察署の警備課長と係長が毎日2回、現場を点検することにした。総領事館の警備も、義務警察から正式な警察官に交代した。

  一方、同日午後にはソウル市内でも約400の市民団体がロシア大使館の前に集まり、ロシアによるウクライナ侵攻を糾弾した。参与連帯など393の市民団体は、ソウル市中区の駐韓ロシア大使館前で共同記者会見を開き「戦争は災害的な結果を招く非人道的な犯罪」と訴えた。 チェ・オンジョン記者

朝鮮日報 http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2022/02/28/2022022880241.html

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