大韓航空のアシアナ買収 条件付きで承認=韓国公取委

【世宗聯合ニュース】韓国公正取引委員会は22日、国内航空最大手の大韓航空による同2位のアシアナ航空の買収を承認した。ただ、統合後に両社が持つニューヨーク線やパリ線など一部路線の発着枠(スロット)や運輸権(政府が航空会社に配分する運航の権利)を他社に移すことを条件とする。運賃の値上げも制限し、座席数を減らすことも禁じる。  統合には海外競争当局の承認が必要で、これまでにタイなど8カ国が審査を終えた。現在、米国、英国、オーストラリア、欧州連合(EU)、日本、中国の6カ国・地域の審査が残っている。公取委はこれらの国・地域の審査結果を踏まえ、承認条件の内容を確定させる計画だ。  大韓航空は2020年11月、アシアナ航空の株式の63.88%を取得する契約を結び、21年1月に公取委に企業結合を申請していた。

朝鮮日報 http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2022/02/22/2022022280174.html

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