文大統領が士官学校卒業式で祝辞 「強力な国防力」強調

【ソウル聯合ニュース】韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は28日、慶尚北道・永川で行われた陸軍士官学校の卒業・任官式に出席し、「われわれが享受する平和と繁栄は安全保障の土台の上に成り立っている。北の核危機を対話局面に変え、朝鮮半島平和プロセスを推進できた原動力も強力な国防力だった」と述べた。  文大統領は祝辞で、「最近、北がミサイル発射を繰り返しているが、われわれは優越したミサイル能力と防衛能力を備えている。いかなる脅威も抑える韓国型アイアンドームとミサイル防衛システムも構築中だ」と強調した。  韓国軍が世界6位の防衛力を備え、最先端科学技術軍へと進化しているとしたうえで、「早期警報機、イージス艦、高性能レーダーは朝鮮半島周辺の安保状況をリアルタイムで探知し、有事に備えた超精密打撃能力も強化している」と説明した。  文大統領「わが国は世界で安保の負担が最も大きい国だ。今は南北間の戦争抑止が安保の最優先課題だが、広く、長く見れば朝鮮半島の地政学的状況そのものが常に厳しい安保環境だ」と述べた。  また、「国際秩序が揺れ、強国同士のあつれきが表面化し、世界的に安保環境が急変している。経済が安保となり、国境を越えた新種のテロなどの脅威も高まっている。われわれはいかなる状況でも自ら守る力を備えなければならない」と重ねて強調した。

朝鮮日報 http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2022/02/28/2022022880220.html

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