ウクライナ義勇軍参加の韓国人、1人は女性…活動中の6人のうち2人は所在不明

 ロシアの侵攻を受けて戦争状態にあるウクライナに入国し、「国際義勇軍」に参加している韓国の国民が、現時点で6人いることが分かった。そのうち2人については韓国政府が所在を把握できずにいる。

  韓国外交部(省に相当)の鄭義溶(チョン・ウィヨン)長官は28日、国会外交統一委員会の全体会議で、ウクライナ問題に関するユン・ゴンヨン(共に民主党)議員の質問に対し「いわゆる『義勇軍』に参加した韓国人は、現時点で把握しているのは9人で、そのうち3人は本国(韓国)に帰国した」と説明した。

  さらに「(現地に残っている)6人のうち1人は、軍に関係のある女性で、現地でボランティア活動に従事している」「ほかの5人のうち3人については所在を把握しており連絡も可能だが、2人は居場所が分からず、所在把握にあらゆる手を尽くしている」と明らかにした。その上で「(義勇軍として参戦している)5人についても可及的速やかに現地を離れられるよう準備している」と述べた。

  ウクライナ現地には、韓国系の同胞25人が在留している。鄭長官は「このうち21人は何があってもウクライナに残りたい(との立場)」と説明した。残る4人のうち1人はロシアに占領された南部のヘルソン地域に居住しており、かなり危険な状況だという。

  鄭長官は「残りの3人は家族で、夫が現地の人だ」として「(ウクライナ政府が)男性を出国禁止にしている。この一家は、夫が出国するときに一緒に出たいと言っている」と説明した。その上で「4人の出国は当面の間、簡単な状況ではない」と述べた。 ソン・ドクホ記者

朝鮮日報 http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2022/03/28/2022032880231.html

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