韓国の高位公職者資産公開 平均1億6300万円

【ソウル聯合ニュース】韓国の政府公職者倫理委員会は31日、公職者が定期的に報告する資産変動の内容を公開した。高位公職者1978人が本人と家族名義で保有する資産は昨年末時点で1人平均16億2145万ウォン(約1億6300万円)と、前年から約1億6629万ウォン増えた。  資産の変動を届け出た人のうち1641人(83.0%)は資産が増加し、残りの337人(17.0%)は減少した。  文在寅(ムン・ジェイン)大統領の保有資産は21億9100万ウォンで、前回の報告から1億1400万ウォン増えた。  青瓦台(大統領府)では、南英淑(ナム・ヨンスク)経済補佐官の保有資産が75億7400万ウォンで最も多かった。徐薫(ソ・フン)国家安保室長は2億4700万ウォン増の47億8000万ウォン。  金富謙(キム・ブギョム)首相は3300万ウォン減の15億1000万ウォンだった。  閣僚では鄭英愛(チョン・ヨンエ)女性家族部長官が4億8700万ウォン増の45億6700万ウォンで保有資産が最も多く、全海チョル(チョン・ヘチョル)行政安全部長官(39億2700万ウォン)、文勝ウク(ムン・スンウク)産業通商資源部長官(27億1400万ウォン)と続いた。  今回公開対象となった公職者のうち、資産総額が最も多かったのは李康燮(イ・ガンソプ)法制処長の350億6800万ウォンだった。  資産増加者1641人のうち144人(8.8%)は資産が5億ウォン以上増えた。このほか1億~5億ウォンが763人(46.5%)、1000万~5000万ウォンが343人(20.9%)、5000万~1億ウォンが314人(19.1%)、1000万ウォン未満が77人(4.7%)だった。  平均資産増加額1億6629万ウォンを分析した結果、住宅公示価格や公示地価、株価などの上昇によるものが9527万ウォン(57.3%)、給与貯蓄や相続、贈与などによるものが7101万ウォン(42.7%)だった。  政府公職者倫理委員会は、今回公開された全ての公職者の資産変動を6月末まで審査する。なかでも大幅に増減した場合や、職務上の秘密を利用した不動産取得の有無などを集中的に調べる予定だ。

朝鮮日報 http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2022/03/31/2022033180005.html

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