5年間で20億ウォン稼いだ文大統領、生活費に13億ウォン使った
文在寅(ムン・ジェイン)大統領は5年間の任期に給与や印税などで19億8200万ウォン(約2億円)の収入を得たことが分かった。うち納税額は3億3500万ウォンで、生活費に13億4500万ウォンを支出した。青瓦台が30日、明らかにした。月々の生活費として2000万ウォン以上使った計算になる。青瓦台が大統領の生活費の金額を公開したのは異例で、最近金正淑(キム・ジョンスク)夫人の衣装の価格をめぐる論争が続いている状況を意識したとみられる。青瓦台は「文大統領は官邸での生活費一切、食費なども全て個人で負担した」と説明した。金正淑夫人の衣装代についても、「特別活動費は一銭も使わず、全部私費で購入したものだ」とした。
幹部公務員の資産公開資料によると、文大統領の資産は21億9100万ウォン(2021年末現在)で、前年に比べ約1億1400万ウォン増えた。文大統領は17年の大統領選を控え、18億6400万ウォンの資産を申告した。慶尚南道梁山市の自宅の敷地や建物など家族所有の不動産が中心だった。18年末には資産が20億1600万ウォンとなり、給与など収入が約1億ウォンが増えた。19年末には資産が19億4900万ウォンとなり、前年より6700万ウォン減少した。母親の死去に伴い、該当名義の財産が除外された。20年には20億7700万ウォンとなり、前年より1億2800万ウォン増えた。私邸敷地の購入に伴い、預金が大幅に減り、不動産保有額は増えた。
今回の資産公開で、青瓦台は5年間の任期中の文大統領の総収入は19億8200万ウォンになると公表した。青瓦台関係者は「大統領の年収5年分は12億ウォン程度で、これとは別に職責給が4億ウォン程度ある」と説明した。それ以外に「文在寅の運命」「文在寅が差し上げます」「大韓民国が問う」など著書9冊の印税、ファンド収益などで約3億ウォンの収入があったとみられる。
特に今年の資産公開では、文大統領が退任後生活する慶尚南道梁山市の私邸建築に伴い、不動産と債務に変化があった。建物の保有額は計25億7200万ウォンで、土地価格を合わせると計30億5900万ウォンと申告された。前年の申告額より16億ウォン増えたが、これは財産申告基準日が昨年12月31日だったため、梁山市梅谷洞の旧私邸と同市平山洞の新私邸の2棟が同時に資産に反映されたためだ。
青瓦台は同日、私邸新築費用として14億9600万ウォンかかったと説明した。資金は文大統領が金融機関から3億8900万ウォンを借り入れたほか、金正淑夫人が個人間で11億ウォンを借りるなどして調達したという。大統領警護施設には国家予算が投入されるが、退任した大統領が生活する私邸は自費で負担しなければならない。青瓦台関係者は金正淑夫人の個人間の債務について、「利害関係がない人物」だとし、「利子もすべて支払った」と説明した。また、梅谷洞の旧私邸は売買契約が結ばれ、現時点で債務は完済したという。
卓賢民(タク・ヒョンミン)青瓦台儀典秘書官は同日、ラジオ番組に相次いで出演し、「文大統領夫妻は官邸で飼っている犬のえさ代も自ら負担した」と話した。また、金正淑夫人が海外訪問、外部行事などで着た衣装170着余りについて、「政府のいかなる費用でも衣装代だとか私的な費用を決済したことはない。特別活動費は一銭も使ったことはない」と説明した。
退任まで1カ月余りとなった文大統領は同日、ソウル市鍾路区の曹渓寺を訪れた際、「残った期間は最善を尽くし、自然に返って忘れられた人生、自由な人生を送りたい」と語った。 キム・アジン記者、チュ・ヒヨン記者
朝鮮日報 http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2022/03/31/2022033180009.html
幹部公務員の資産公開資料によると、文大統領の資産は21億9100万ウォン(2021年末現在)で、前年に比べ約1億1400万ウォン増えた。文大統領は17年の大統領選を控え、18億6400万ウォンの資産を申告した。慶尚南道梁山市の自宅の敷地や建物など家族所有の不動産が中心だった。18年末には資産が20億1600万ウォンとなり、給与など収入が約1億ウォンが増えた。19年末には資産が19億4900万ウォンとなり、前年より6700万ウォン減少した。母親の死去に伴い、該当名義の財産が除外された。20年には20億7700万ウォンとなり、前年より1億2800万ウォン増えた。私邸敷地の購入に伴い、預金が大幅に減り、不動産保有額は増えた。
今回の資産公開で、青瓦台は5年間の任期中の文大統領の総収入は19億8200万ウォンになると公表した。青瓦台関係者は「大統領の年収5年分は12億ウォン程度で、これとは別に職責給が4億ウォン程度ある」と説明した。それ以外に「文在寅の運命」「文在寅が差し上げます」「大韓民国が問う」など著書9冊の印税、ファンド収益などで約3億ウォンの収入があったとみられる。
特に今年の資産公開では、文大統領が退任後生活する慶尚南道梁山市の私邸建築に伴い、不動産と債務に変化があった。建物の保有額は計25億7200万ウォンで、土地価格を合わせると計30億5900万ウォンと申告された。前年の申告額より16億ウォン増えたが、これは財産申告基準日が昨年12月31日だったため、梁山市梅谷洞の旧私邸と同市平山洞の新私邸の2棟が同時に資産に反映されたためだ。
青瓦台は同日、私邸新築費用として14億9600万ウォンかかったと説明した。資金は文大統領が金融機関から3億8900万ウォンを借り入れたほか、金正淑夫人が個人間で11億ウォンを借りるなどして調達したという。大統領警護施設には国家予算が投入されるが、退任した大統領が生活する私邸は自費で負担しなければならない。青瓦台関係者は金正淑夫人の個人間の債務について、「利害関係がない人物」だとし、「利子もすべて支払った」と説明した。また、梅谷洞の旧私邸は売買契約が結ばれ、現時点で債務は完済したという。
卓賢民(タク・ヒョンミン)青瓦台儀典秘書官は同日、ラジオ番組に相次いで出演し、「文大統領夫妻は官邸で飼っている犬のえさ代も自ら負担した」と話した。また、金正淑夫人が海外訪問、外部行事などで着た衣装170着余りについて、「政府のいかなる費用でも衣装代だとか私的な費用を決済したことはない。特別活動費は一銭も使ったことはない」と説明した。
退任まで1カ月余りとなった文大統領は同日、ソウル市鍾路区の曹渓寺を訪れた際、「残った期間は最善を尽くし、自然に返って忘れられた人生、自由な人生を送りたい」と語った。 キム・アジン記者、チュ・ヒヨン記者
朝鮮日報 http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2022/03/31/2022033180009.html
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