韓国教育部「歴史歪曲は遺憾、是正を」 日本の教科書検定巡り
【ソウル聯合ニュース】韓国の教育部は29日、日本で歴史を歪曲(わいきょく)した高校教科書が検定に合格したことに対し深い遺憾の意を表明するとともに是正を求める報道官声明を発表した。 教育部は声明で、文在寅(ムン・ジェイン)大統領が3月1日に行われた独立運動「三・一運動」を記念する式典で、韓日両国の協力は未来世代のための責務と強調し、日本に対し歴史を直視し歴史の前で謙虚になるよう提案してから1カ月も過ぎていないにもかかわらず、歴史が歪曲された教科書が検定に合格したとし、遺憾の意を表明した。 また「歴史的・地理的・国際法的に明白なわが固有の領土である独島に対する領有権の主張や、(旧)日本軍の慰安婦被害者問題などの戦争犯罪を縮小・隠蔽(いんぺい)した高校教科書について、日本政府が即時に是正することを求める」と強調した。 検定に合格した一部の教科書では、「強制連行」の用語が検定の過程で「動員」や「徴用」に修正され、12種の教科書で独島が日本固有の領土であるとする記述が含まれた。 教育部は「歴史的事実が歪曲された教科書で学ぶ日本の小中高校生は誤った歴史の価値観を持って成長することになり、これは北東アジアの平和と和合を妨げ、日本の国際社会での孤立を招く」と強調した。 また「韓日両国の未来指向的な関係構築のために日本は歴史に対する反省を通じ、隣国国民の傷に共感し、その第一歩として歪曲された教科書を修正することにより、信頼を受ける国際社会の一員になれることを理解しなければならない」と指摘した。
朝鮮日報 http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2022/03/29/2022032980228.html
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