韓国の朴槿恵前大統領が自宅到着 5千人の支持者が歓迎
【大邱聯合ニュース】特別赦免(恩赦)で釈放された韓国の朴槿恵(パク・クネ)前大統領が24日午前、入院先のサムスンソウル病院(ソウル市)を退院し、故郷の南東部・大邱の自宅に到着した。朴氏が公の場に姿を見せるのは約5年ぶり。自宅前には李チョル雨(イ・チョルウ)慶尚北道知事や権泳臻(クォン・ヨンジン)大邱市長のほか、多くの支持者が集まり、朴氏を迎えた。 朴氏は2017年3月31日に逮捕され、収賄罪などで懲役22年が確定した。健康状態の悪化により、昨年11月からサムスンソウル病院に入院。昨年末、特別赦免により釈放された後も入院を続けていた。 自宅周辺には約5000人が集まり、街には朴氏を歓迎する垂れ幕などがかけられた。 朴氏は自宅前で「温かく迎えてくれて感謝する」とあいさつした。また、「大統領として国と国民のため一生懸命に仕事をしたつもりだが、かなえられなかった夢がある。かなえられなかった夢はもう別の人たちの役割」と強調。「韓国の発展に寄与できるよう微力ながら貢献したい」と述べた。 あいさつの途中、40代とみられる男が朴氏に向けて焼酎瓶を投げつける騒動もあった。瓶は朴氏から約2メートル離れた地面に落ちた。男は警察に取り押さえられた。 朴氏の自宅周辺には朝から支持者らが駆け付けた。警察は事故などを防ぐため、フェンスを設置し警察官を配置した。
朝鮮日報 http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2022/03/24/2022032480158.html
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