韓国・SMエンタ創業者 自社メタバース事業のビジョンと魅力発信
【ソウル聯合ニュース】韓国の大手芸能事務所SMエンタテインメントによると、創業者の李秀満(イ・スマン)総括プロデューサーが28日(現地時間)、アラブ首長国連邦(UAE)のドバイで開催された暗号資産(仮想通貨)やブロックチェーン(分散型台帳)技術に関するイベントで演説し、自社のメタバース(仮想世界)事業を紹介した。李氏は、SMエンタテインメントのメタバースが提供するサービスとスキルを活用すれば「作曲やプロデューシングを学んでいないわずか12歳でも世界的な音楽プロデューサーになれる」と語り、同社所属の有名アーティストの曲や振り付けを手掛けることも可能だとした。 李氏は、今やプロシューマ―(生産活動もする消費者)が自発的にコンテンツを再創造、拡散するメタバースの時代とした上で、「プロシューマ―のリクリエーション(再創造)を触発する強力なグローバル知的財産(IP)権をどう確保し生み出していくかが、文化創造産業の関心事になるだろう」と強調した。 同社のメタバースにより、SMエンタテインメントのコンテンツは誰でも再創造可能なコンテンツとなり、無限に拡張し、時空を超えて文化につながっていくとの展望を示した。 また、SMエンタテインメントが「P2C(Play―to―Create)」と呼ぶエコシステム(生態系)にも言及。ユーザーはSMエンタテインメントが保有するキラーコンテンツのIPを活用して再創造を楽しむと同時に収益も得られるとアピールした。
朝鮮日報 http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2022/03/29/2022032980187.html
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