韓国次期大統領 ゼレンスキー氏に「終戦後の協力議論」呼びかけ

【ソウル聯合ニュース】韓国の尹錫悦(ユン・ソクヨル)次期大統領は29日に行ったウクライナのゼレンスキー大統領との電話会談で、ロシアとの戦争終結後、できる限り早く両国が会い、実質的な協力策を導き出すための議論をしたいとの意向を伝えた。尹氏の報道官を務める金恩慧(キム・ウンヘ)氏が30日の会見で明らかにした。ただ、ウクライナが戦時下にあることを理由に、それ以上の具体的な会談内容は明かさなかった。    米国、中国、日本と並び朝鮮半島を取り巻く4大国に挙げられるロシアがウクライナ侵攻で米国など西側の制裁を受け、孤立を深める一方、ウクライナは国際社会の支持を得ている。こうした状況で、尹氏はロシアより先にウクライナの首脳と電話会談することを選んだ。  金氏は一方、日本政府が歴史的事実を歪曲(わいきょく)した高校の教科書を検定で合格させたことについて質問されると、尹氏はまだ大統領就任前だとして「個別の外交事案について立場を表明するのは不適切だ」と答えた。  ただ、岸田文雄首相や相星孝一駐韓日本大使との電話会談、面会で尹氏の対日メッセージは一貫していたと説明。それは「正しい歴史認識を基に両国の未来志向の関係発展を目指し、本格的な議論をしていこう」というものだと強調した。  来年度から主に高校2年生以上の生徒が使用する教科書では、日本による植民地時代に行われた朝鮮人の「強制連行」や「従軍慰安婦」という表現が削除された。また、歴史を除く社会の教科書12種に独島を「日本固有の領土」であるとする記述が含まれた。

朝鮮日報 http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2022/03/30/2022033080085.html

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