6年ぶりに姿見せたチョン・ユラ氏、当時捜査を指揮した尹次期大統領をどう思うのか(上)

 朴槿恵(パク・クンヘ)政権下での国政介入事件で有罪が確定し服役中のチェ・ソウォン受刑者(改名前はチェ・スンシル=崔順実)の娘、チョン・ユラ氏が6年ぶりに姿を現した。チョン氏は26日、保守系のユーチューブチャンネル「ソン・ジェジュンTV」に出演した。今回のインタビューはユーチューバーのソン・ジェジュン氏が提案したものだという。

  チョン氏は近況を尋ねる質問に対し、「6年間、同じように暮らしてきた。絶えず記者がやって来て、今も虚偽事実に苦しんでいる。どんな社会活動、経済活動もできないまま、同じように過ごしている」と答えた。 【フォト】仁川空港に到着したチョン・ユラ容疑者(2017年5月31日撮影)  6年ぶりに声を上げたきっかけは、チョ・グク元法務部長官の娘チョ・ミン氏がチョン氏と同様に入試不正で大学(釜山大・高麗大)への入学が取り消されたことだった。チョン氏は「今別の方々の学位に関する論争がある。それまでは母や朴槿恵前大統領が(刑務所の)中にいらっしゃって、自分よりもつらい方々が多かったので何も言えなかった。しかし、同じ学位問題でも私のように魔女狩りは受けなかった。私にも子どもがいるので、対処するために語ろうと出てきたものだ」と語った。

  チョン氏は「私の過ち自体を否定する考えは全くない。もちろんそれがスポーツ界の慣行だというが、法的に見れば、出席不足による学位取り消しは正当だ。自分はスポーツ選手なので、頻繁には出席できなかった。当時私の(運動部の)友人も学校に行かなかった。私はそれが問題にはならないと思っていたが、法的には問題になった。私もその部分については認め、学位取り消しは正しいと思う」と述べた。チョン氏は出席日数が足りないにもかかわらず、清潭高を卒業し、梨花女子大で単位を取得した。

  「ドイツに秘密資金がある」とする一部の主張には強く反発した。チョン氏は「一文もない。母の罰金だけで200億ウォン(約20億円)になる。それで母の財産も全て押収された。追徴金として60億ウォン以上を納め、自宅を除く財産は全くない。これまで経済生活ができず、自宅にある資金を使って暮らしている。私も行く末が見通せない」と語った。

  母親のチェ・ソウォン氏との関係は悪くないという。チョン氏は「月に4回ほど会いに行く」と説明した。チェ氏は娘であるチョン氏の入試不正事件で懲役3年、国政介入事件で懲役18年の判決を受け、清州女子刑務所で服役している。

朝鮮日報 http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2022/04/27/2022042780098.html

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