米議会を設立した「ウッドロウ・ウィルソン・センター」アジア局長に韓国系のスミ・テリー博士

 米議会が設立したワシントンの超党派シンクタンク「ウッドロウ・ウィルソン・センター」が27日(現地時間)、韓国系のスミ・テリー博士をアジアプログラムの新局長に任命したと発表した。テリー博士は昨年、同センターの韓国歴史·公共政策研究センター長に就任したが、それから6か月で再び重責を担うことになった。

  ウィルソン・センターは「テリー博士は情報、政策、学術の各分野で優れたキャリアを積み、アジアと韓半島に関して米国内の世論を率いる声となった」とした上で「韓国歴史・公共政策研究センター長の職も続ける」と明らかにした。

  ソウルで生まれ、米国に移住したテリー博士は、ニューヨーク大の政治科学博士を経てタフツ大フレッチャースクールで法学と外交学の修士・博士学位を取得。2001-08年に米国中央情報局(CIA)で先任分析官として勤務した後、国家安全保障会議(NSC)の韓国・日本・オセアニア担当局長、米国家情報委員会のアジア担当国家情報官などを歴任した。その後、コロンビア大と戦略国際問題研究所(CSIS)などで学者の道を歩んできた。 ワシントン=キム・ジンミョン特派員

朝鮮日報 http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2022/04/28/2022042880240.html

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