韓国次期大統領の代表団が日本へ出発 岸田首相宛て親書持参

【ソウル聯合ニュース】韓国の尹錫悦(ユン・ソクヨル)次期大統領が日本に派遣する「政策協議代表団」が24日午前、仁川国際空港から出発した。尹氏が政策協議代表団を派遣するのは米国に続き2カ国目。5日間の日程で訪日し、外務省や政財界などの関係者と対北朝鮮政策や韓日関係、韓米日3カ国の協力などに関して協議する予定だ。岸田文雄首相との面会が実現するかも注目される。  尹氏報道官の裵賢鎮(ペ・ヒョンジン)氏は同日の記者会見で岸田首相との面会について「調整している」として、「現在のところ、確認できることや分かっていることはない」と述べるにとどめた。代表団は27日に岸田氏と面会する見通しとされる。  代表団は岸田氏に尹氏の親書を伝達するとみられる。尹氏側関係者はこの日、代表団が尹氏の親書を持参したことを明らかにした。  代表団は7人で構成され、団長は次期与党「国民の力」所属で韓日議会外交フォーラム共同代表も務める鄭鎮碩(チョン・ジンソク)国会副議長、副団長は韓日議員連盟幹事長の金碩基(キム・ソッキ)同党議員が務める。尹徳敏(ユン・ドクミン)前国立外交院長、政権引き継ぎ委員会外交安保分科の専門委員を務める朴喆熙(パク・チョルヒ)ソウル大国際大学院教授、外交部北東アジア局長を務めた李相徳(イ・サンドク)元駐シンガポール大使、張虎鎮(チョン・ホジン)元駐カンボジア大使らが参加する。李相徳氏は2015年の韓日慰安婦合意時に北東アジア局長として実務責任者を務めた。張虎鎮氏は外交部を代表する米国通で北朝鮮核問題の専門家として知られる。

朝鮮日報 http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2022/04/24/2022042480017.html

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