尹錫悦政権の合同参謀本部議長に金承謙氏、大将クラス7人全員交代

 韓国国防部は25日、大将クラス7人を全員交代する軍人事を発表した。尹錫悦(ユン・ソクヨル)新政権の初代合同参謀本部議長には韓米連合司令部副司令官の金承謙(キム・スンギョム)大将(59・陸軍士官学校42期)が内定した。

  陸軍参謀総長には朴正煥(パク・チョンファン)合同参謀本部次長(55)、海軍参謀総長には李鐘皓(イ・ジョンホ)合同参謀本部軍事支援本部長(56)、空軍参謀総長には鄭相和(チョン・サンファ)合同参謀本部戦略企画本部長(58)、米韓連合司令部副司令官には安炳錫(アン・ビョンソク)陸軍参謀次長(54)、地上作戦司令官には全東鎮(チョン・ドンジン)合同参謀本部作戦本部長(55)、第2作戦司令官には申熙鉉(シン・ヒヒョン)第3軍団長(55)がそれぞれ内定した。

  韓国政府は26日に国務会議(閣議)で議決後、国会人事聴聞会を経て、国軍の統帥権者である尹錫悦大統領が金承謙氏を合同参謀本部議長に任命する予定だ。

  金承謙氏が任命されれば、第37代の鄭承兆(チョン・スンジョ)氏(2011-13年)以来9年ぶりに陸軍士官学校出身の合同参謀本部議長となる。金承謙氏は陸軍参謀次長、第3軍団長、米韓連合司令部作戦参謀部次長などを歴任した。家族は妻キム・スンエ氏と2女。

  国防部は人事の背景について、「強固な国防態勢の確立と国防革新、国防文化改善など主な国防政策を体系的、実質的に推進できる力量と専門性を優先的に考慮した」と説明した。その上で、「特に資質、道徳性を備えた優秀人材の登用に重点を置き、北朝鮮の核・ミサイルの脅威が続く状況を踏まえ、指揮体系が早期に安定的に確立されるべきである点も考慮した」と指摘した。

  国防部は「今回の人事を契機として、確固たる軍事準備体制を維持し、自由、平和、反映を支える科学技術強軍の建設に尽力していく」と強調した。 キム・ムングァン記者

朝鮮日報 http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2022/05/26/2022052680990.html

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