ハンコックタイヤ、泰安にアジア最大規模の試験場

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　ハンコックタイヤは25日、忠清南道泰安郡にアジア最大規模のタイヤ専用性能試験場（PG）である「韓国テクノリング」＝写真＝が完成したと発表した。タイヤは走行だけでなく、安全、燃費、乗車感覚などに影響を与える。そのため、走行中に発生し得るさまざまな状況を試験走行を通じて点検し、製品に反映することが技術開発の必須要素となっている。

  2300億ウォン（約231億円）を投じた韓国テクノリングはサッカーコート125面分の38万平方メートルの面積があり、13本のトラックを備えている。最高速度時速250キロの高速走行テストをはじめ、ぬれた路面、レンガ舗装などさまざまな状況でハンドリング、制動力、騒音のテストが可能だ。同社は「電気自動車（EV）専用タイヤの開発だけでなく、車両反応テストをデータ化し、将来のモビリティー研究にも生かしていく」と説明した。

  ハンコックタイヤは2025年までに3000億ウォンを投資し、大田市と忠清南道錦山郡のタイヤ工場を改善する計画だ。一連の投資を通じ、タイヤ生産能力を現在の年1億本から2030年んは1億5000万本まで増やす。同社持ち株会社韓国アンドカンパニーグループの趙顕範（チョ・ヒョンボム）会長は「革新しなければ淘汰されるという現実を強く感じている。急変するモビリティー環境に先手を打って対応し、新たな成長動力をつくり出す」と述べた。 キム・アサ記者

朝鮮日報 http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2022/05/26/2022052680818.html

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