選挙捜査担当のソウル中央地検部長検事、3人全員が辞意

 ソウル中央地検で選挙・労働関連の捜査を担当する公共捜査部(旧公安部)の部長検事3人が統一地方選を前後して辞意を表明したことが2日までに分かった。

  本紙の取材によると、ソウル中央地検の崔昌ミン(チェ・チャンミン)公共捜査1部長、金京槿(キム・ギョングン)公共捜査2部長、陳賢一(チン・ヒョンイル)産業安全犯罪担当部長が最近、検察首脳部に辞意を伝えたという。

  産業安全犯罪専門担当部は中央地検の刑事10部であり、2020年2月の組織再編までは公共刑事捜査部という名称で事実上、公共捜査部に分類されていた。現在も重大災害事件など労働分野の関連捜査を担当している。選挙・労働分野の捜査を担当する部署の部長検事3人が同時に選挙直後に辞表を出すのは異例だ。

  法曹界からは「1月の重大災害処罰法施行以降、法律事務所業界で公共捜査分野の検事に対する需要が高まっていることも背景にある」との見方が示されている。

  辞表を出した部長検事はそれぞれ個人的理由で辞表を出したという。法務部が最近、部長検事昇進対象者に人事検証同意書などの提出を要請したことに関連し、人事異動に先立ち、辞意をあらかじめ表明する慣行に従ったのではないかとの意見もある。

  ただ、全国最大規模の検察庁の公共捜査部署で部長検事が同時に辞表を出したことで、当面統一地方選関連の選挙法違反容疑に対する捜査に支障が出るとの観測もある。 イ・ジョング記者

朝鮮日報 http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2022/06/03/2022060380061.html

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