韓国初の月探査船「タヌリ」、来月5日に米の発射場に移送へ
今年8月初旬に打ち上げが予定されている韓国初の月探査船「タヌリ」が、来月5日に米フロリダ州ケープ・カナベラルにある米宇宙軍施設に向けて韓国を出発する。
「タヌリ」は韓国時間の7月5日、衝撃防止のために設計された専用の特殊コンテナで仁川空港からケープカナベラル宇宙軍施設に移送される。その後、全てのプロセスが問題なく進めば、韓国時間の8月3日午前8時20分、米国の民間企業「スペースX」が開発したロケット「ファルコン9」に搭載されて打ち上げられる予定だ。
「タヌリ」は4か月半にわたり飛行を続け、12月に月に最も接近した後、月の軌道進入を試みる。軌道進入まで4か月半も飛行を続ける理由は、「月遷移軌道方式」を選んだからだ。ほかの軌道より飛行時間が最大で2か月以上増えるが、燃料の消費を25%ほど抑えることができるという。この軌道は地球や太陽など天体の重力を利用し、エネルギーを最小化する。
軌道進入に成功すれば、月の上空100キロを周回し、1年間にわたりさまざまな科学技術分野の任務を遂行する。その後は燃料の残量を見ながら追加の任務を実施する。
朝鮮日報 http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2022/06/06/2022060680071.html
「タヌリ」は韓国時間の7月5日、衝撃防止のために設計された専用の特殊コンテナで仁川空港からケープカナベラル宇宙軍施設に移送される。その後、全てのプロセスが問題なく進めば、韓国時間の8月3日午前8時20分、米国の民間企業「スペースX」が開発したロケット「ファルコン9」に搭載されて打ち上げられる予定だ。
「タヌリ」は4か月半にわたり飛行を続け、12月に月に最も接近した後、月の軌道進入を試みる。軌道進入まで4か月半も飛行を続ける理由は、「月遷移軌道方式」を選んだからだ。ほかの軌道より飛行時間が最大で2か月以上増えるが、燃料の消費を25%ほど抑えることができるという。この軌道は地球や太陽など天体の重力を利用し、エネルギーを最小化する。
軌道進入に成功すれば、月の上空100キロを周回し、1年間にわたりさまざまな科学技術分野の任務を遂行する。その後は燃料の残量を見ながら追加の任務を実施する。
朝鮮日報 http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2022/06/06/2022060680071.html
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