安哲秀氏「失神報道に私も驚いた…めまいがして家で休んでいる」

 6月1日に投開票が行われた国会議員補欠選挙で当選した韓国与党「国民の力」の安哲秀(アン・チョルス)元大統領職引継委員会委員長が2日、京畿道城南市盆唐区一帯で当選御礼のあいさつ中に失神したという報道について、「今日、地域住民の方々に当選御礼のごあいさつをさせていただいていたところ、しばらくの間めまいを感じたが、『失神』という記事を見て私も驚いた」と語った。

  安哲秀氏は同日、ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)「フェイスブック」でこのように述べた上で、「私は今日午後、病院で基本検査を受け、体に異常がないという医療陣の診断と助言に従って退院し、家で休養している」と説明した。

  安哲秀氏は同日午後2時19分、京畿道城南市盆唐区の書ヒョン2洞行政福祉センター付近で遊説車に乗り、地域住民にあいさつして移動している最中に倒れた。同乗していた関係者たちが同氏の脇をかかえて支えた。通報を受けて出動した消防当局は午後2時39分、同氏を近くの病院に搬送した。

  安哲秀氏はまた、「今年3月の大統領選挙と、それに続く大統領職引継委員会の活動に休む間もなくまい進していた。その間に父を亡くすなどつらい思いもした」「今回の国会議員補欠選挙では、私の選挙のためだけでなく、約50回近く首都圏で応援演説を行って、国民の力の候補者を1人でも多く当選させようとこん身の力を尽くしてきた」と述べた。

  その上で、「おそらくこれまでの心身の疲れがたまっていたようだ」「十分に休息を取った後、与えられた議員活動に専念したい」「あらためてご心配をおかけして申し訳ありませんでした。皆さんも体にお気を付けください」と書いた。 キム・ミョンジン記者

朝鮮日報 http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2022/06/03/2022060380001.html

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