仙女の羽衣盗んで自分の妻に、韓国昔話のきこりは性犯罪者!?

 韓国女性家族部(省に相当)の鄭鉉栢(チョン・ヒョンベク)長官は7月14日、「見方を変えれば、昔話の『仙女ときこり』できこりは性犯罪者であると同時に、女性を拉致・誘拐した犯人だと見ることもできる」と語った。鄭長官は同日、社団法人ガバナンス・センターの主催で開催されたフォーラム「男女平等社会のビジョンとガバナンス」で、「男女平等のためには見方を変えていかなければならない。私は小学校のころまではきこりが本当にかわいそうだと思っていた。しかし、仙女の立場、子どもたちの立場、仙女の両親の立場と比べてみると、きこりは性犯罪者であり、女性を誘拐した犯人だ」と言った。見方によっては加害者と被害者が逆になることがあるということだ。
  仙女ときこりは、韓国人にとっておなじみの昔話だ。仙女が天から舞い降りてきて水浴びをしている間にきこりが羽衣を隠し、天に戻れなくなった仙女を家に連れ帰って妻にした。歳月が流れ、子どもを2人産んだ仙女が「羽衣を見せて」と哀願すると、きこりは仙女の願いを聞いてやる。仙女は羽衣をまとって子ども2人を両腕に抱いて天に戻り、きこりは結局妻も子どもたちも失うことになるという物語だ。
  同部関係者は「知識・倫理・常識は普遍的とされているが、実際には誰かの見方に基づいて形成されている可能性がある。男性中心の見方から抜け出し、さまざまな見方で見た男女平等政策が韓国社会には必要だという意味だ」と語った。事実、一部の小学校では「『仙女ときこり』は女性を抑圧する内容だ」として批判的に解釈し直す男女平等教育をしている。

朝鮮日報 http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2018/07/27/2018072701975.html

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